契約書

ペット飼育の可否は、契約書を読んでから!


契約書

ペット飼育は、賃貸借契約の場合、どのように判断するのでしょうか?


 賃貸借契約の場合、分譲マンションと同様に判断できます。
 ただし、このサイト内の管理組合の「規約」・「細則」を貸主との「賃貸借契約書」として捉える必要があります。
 つまり、このサイトで「規約」・「細則」となっている部分を「賃貸借契約書」に置き換えて理解することです。

1. ペ ッ ト 飼 育 につて賃貸借契約書に記述がない場合


 最初に、契約書に「ペット飼育」の記述がない場合どのように判断すれば良いのでしょうか?
 (1)ペットを飼育したい場合
    ペット問題は、重大なトラブルの種です。
    貸主または不動産業者に「ペット飼育」可能か否か、実情などを質問して確認することが大切です。
    また、裁判で争われた場合、勝訴するために「貸主との信頼関係」を日常的に保つことが重要です。
    部屋の柱や壁につめのキズをつけたり、排泄物で近隣の迷惑となる場合、信頼関係の破壊と判断されます。
 (2)ペットアレルギーなどの症状がでる人の場合
    この場合、貸主や不動産業者・仲介業者に質問し、「ペット飼育」状況を確認することが必要です。
    注意しなければならないことは、ホームページで詳しく説明しました。
 (3)判例の紹介

    東京地方裁判所 昭和62年3月2日判決
     論点:猫の飼育で室内を損傷し、近隣に迷惑をかけ続けた場合、契約解除できるのか?
     結論:賃貸部分の用法に明らかに違反しており、契約解除可能
     理由:約10匹の猫を10年間近くにわたり飼育したため、建物が汚染・損傷し、さらに近隣の迷惑だった。
        これは、賃貸借契約当事者間の「信頼関係」を破壊する程度に至っている、と認められました。
        この状況は、通常許される程度を明らかに超えているものであった、と判断されました。

2. ペ ッ ト 飼 育 につて賃貸借契約書に記述がある場合


 契約書に「ペ ッ ト 飼 育 」の記述がある場合、どのように判断すれば良いのでしょうか?
 この場合、貸主がペット嫌いか又は重大なトラブル防止のために「ペット飼育を規定」していると判断すべきです。
 参考までに、裁判で争われた例を紹介しました。

    東京地方裁判所 昭和58年1月28日判決
     論点:ペット飼育を禁止する「特約」は有効か?
     結論:特約は有効であり、契約解除が可能
     理由:猫の排泄物で建物が汚染し、さらに近隣に迷惑となったからです。
        これは、賃貸借契約当事者間の「信頼関係」を破壊する程度に至っている、と認められました。
        この状況は、通常許される程度を明らかに超えているものであった、と判断されたからです。
        その結果、賃貸借契約が解除により終了することが認められました。



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posted by Yy at 14:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 契約書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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